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県相撲協会が「健勝祈願」

14日 乳幼児ら抱いて土俵入り

雨のため皆神神社の社殿で健勝祈願する力士ら=2023年10月9日撮影

 県相撲協会は10月14日(月)11時から13時まで、乳幼児らの成長と健康などを祈願する行事「健勝祈願」を松代町豊栄の皆神神社で行います。約50年以上前から続いている伝統行事です。境内の土俵広場で開催するのは6年ぶり。


 健勝祈願は、20代から50代のアマチュア力士が交代で、赤ちゃんや幼児、小学生などを抱いて土俵入り。四股を踏むなど相撲の所作を行いながら、健康や成長などを祈願します。小学校、中学校、高校などの受験を控えた学生向けに「健勝 受験・学業祈願」も実施します。


 大人も、「お姫さま抱っこ」で四股を踏み、長寿や家内安全などを祈願してもらえます。今年は、長さ約70センチの神矢(しんや)を力士または参加者が持って祈願します。神矢は持ち帰ります。祈願後、参加者とその家族は土俵に上がり、力士や呼び出し、行司と記念撮影などができます。


 相撲甚句の披露や神楽奉納、相撲の取り組みなども行われます。


 同協会の吉沢利雄さん(82)と吉沢健男さん(79)兄弟=篠ノ井=は「良い行事。力士とのふれあいも楽しい」と話しています。


 健勝祈願の受け付けは9時から。祈願料は1人3000円(皆神神社のお守りと神矢、文房具の記念品付き)。赤ちゃんは首が据わっていて抱っこができること。事前申し込み不要。雨天の場合は同神社社殿で行います。

 (問)吉沢利雄☎︎292・4892


2024年10月5日号掲載

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